いつもはとうちゃんに店まで迎えに来てもらうのだけど、今日は姫をお風呂に入れないといけないので、久々に電車で帰ってきた。
とうちゃんは先にお弁当を買って食べていたから、私は駅前にある立ち食いうどん屋さんに入って遅い夕食を食べた。
今日改めて『立ち食いうどん屋さんっておっちゃんたちのパラダイスだ』と思った。
店のドアを開けた瞬間、遅い時間にもかかわらずスーツ姿のサラリーマンからから作業着姿のおっちゃんまで狭こい店にむさ苦しい密集率でズラッと横一列に立ってうどんをすすっていて、私は背はけっして低いほうではないけれど、おっちゃん達に比べると私の姿が小さく見えて、そのおっちゃんジャングルの中をすり抜けて一番奥のテーブルに着いてきつねうどんといなり寿司を頼んだ。
バックミュージックに演歌が流れていて、昭和の古き良き時代がさらにおっちゃんワールドをヒートアップさせてて、私の存在がますます場違いな感じに思えたけど、結婚前の仕事は従業員数50人中49人が男の人で、うち女子は私一人だけというなんとも過酷な建設会社にいただけに、おっちゃんには慣れている。
出てきたきつねうどんはダシが程よく効いてていなりもちょうどいい量の寿司飯が詰まっててめちゃウマでした